9・1女子プロ野球秋季リーグ開幕 埼玉・磯崎が逆転総合優勝へ「スタートダッシュ」
埼玉アストライアの磯崎由加里投手兼コーチ、田口真奈内野手、水流麻夏投手が編集部訪問
9月1日から始まる女子プロ野球秋季リーグのPRのため、埼玉アストライアの磯崎由加里投手兼コーチ、田口真奈内野手、水流麻夏投手、横浜、西武、巨人で活躍した女子プロ野球の野手総合コーチの石井義人氏がこのほど、Full-Count編集部を訪問した。
夏季リーグは9勝9敗2分。春に続き、京都フローラに続く2位で終えた。地元・埼玉で開幕を迎える秋季リーグではもう負けられない。磯崎がテーマに掲げるのは「スタートダッシュ」だった。
「最初の試合が大事だと思っています。春も夏もシーズン途中からチームは調子を上げてきて、最後、追いつけなかった。なので独走するくらいの勢いで勝っていければと思います」と意気込む。
そのためには若い選手の力は不可欠だ。マドンナジャパンにも選出された1年目の田口は体力面の問題を課題に挙げた。シーズンを通じてパフォーマンスが出せるように、ウエートトレの時間やスイング数も増やした。石井コーチからも助言をもらい、打撃力に磨きをかける。
田口は「今回のリーグ戦は9月1日、初めて(埼玉県)越谷で開幕を迎えます。これまでも京都など遠方まで埼玉から応援にきてくださるファンも多かったので、地元では負けられません」と“地元開催”に燃える。
夏季リーグ7試合で防御率1.57を誇った水流が投手のキーマンになる。「無駄な四球を出さないようにしたいです。終盤はボールが浮いてきてしまうので、しっかりとトレーニングを積んで、制球力を磨いていきたいです」と若き20歳左腕がどこまでチームを引っ張れるかにも注目だ。
秋季リーグ開幕は9月1日の午前11時から。越谷市民球場で京都フローラと対戦する。埼玉県内の球場の他、神奈川・平塚球場(9月23日)、東京・江戸川球場(9月28・29日)など関東の球場でも試合を行う。