捕った本人もびっくり! 太陽で打球見失いながらの超絶捕球にファン「本当ラッキー」
アスレチックスのピスコッティが25日のジャイアンツ戦で驚きのキャッチ
■ジャイアンツ 10-5 アスレチックス(日本時間25日・オークランド)
屋外球場で行われるデーゲームで、野手にとって大きな“敵”となるのが太陽だ。飛球を捕球する際に視界に太陽が入り、ボールを見失うなどのミスに繋がることがある。選手たちはサングラスをかけるなどの対策を講じている。
そうした不運は百戦錬磨のメジャーリーガーにも時として襲いかかることがある。24日(日本時間25日)にオークランドで行われたアスレチックス対ジャイアンツの一戦では、アスレチックスのスティーブン・ピスコッティ外野手が、太陽が視界に入ってボールを見失うアクシデントに見舞われた。
1回2死走者なしでジャイアンツのポージーが放った打球は痛烈なライナーとなって飛んだ。打球を追ったピスコッティ。捕球体勢に入ろうとした時、太陽が目に入ってボールを見失って思わず顔を逸らした。後逸か、と思われた次の瞬間、差し出した左手のグラブに打球が飛び込んだ。
ボールを見失いながら、まさかの好捕。取ったピスコッティも驚きの表情を浮かべると、マウンド上のバシットも両手を掲げて驚きを隠せない様子。このプレーを、MLBの公式インスタグラムも「太陽が出ているときは、グラブも出してみて」として動画で紹介すると、ファンも驚きのコメントを寄せた。
「これはキャッチ・オブ・ザ・イヤーになるべき」
「ピスコッティ、ナイスだ」
「投手の反応が最高」
「キャッチ・オブ・ザ・イヤーだね。いや、(キャッチ・オブ・ザ・)センチュリーかも」
「これは本当にラッキーだったね」
「なんてキャッチなの」
「これはすごい」
「オークランドにカジノがあれば、(ラッキーなので)行ったほうがいい」
「僕が同じことすると上手く行かない」
「運が良かっただけだ」
「ワォ」
決して狙ったわけではないであろうスーパーキャッチ。試合を中継していた「NBCスポーツカリフォルニア」で解説したレイ・フォシー氏も「冗談でしょう! やはり、いいことは良い人に起こるということです」と驚いていた。