田中将大、菊池雄星との初の投げ合いへ「最後に勝つのは自分だと思って」
日本人初の6年連続2桁10勝目がかかった登板「いいリズムでいい投球ができれば」
■マリナーズ – ヤンキース(日本時間28日・シアトル)
ヤンキースの田中将大投手は、27日(日本時間28日)の敵地マリナーズ戦で先発する。菊池雄星と日米通じて初めて投げ合い、日本人初の6年連続2桁10勝目を目指す。「こっちにいる選手は数多くないですから。なかなかそういう機会もないので。今回そういう流れになったということで、ファンの方々に楽しんでいただけるような登板、試合になればいいなと思います」と闘志を燃やした。
この日、菊池が「僕が中学生の時から甲子園でずっと見ていた憧れの存在」と話していたことを報道陣から伝え聞いた。「無理やり聞いて、無理やり答えを出してもらったんでしょ? そんなん聞いたことないっすもん。聞いたことない、聞いたことない。嘘だ。優しいから言ってくれたんでしょ?」と“一蹴”。「いい投球をして、最後に勝つのは自分だと思って投げることに変わりないです」と表情を引き締めた。
前回22日(同23日)の敵地アスレチックス戦では初回に3失点。6回8安打5失点で7敗目を喫した。「初回に僕自身つまずいてしまっているので、初回からしっかりと入っていって、いいリズムでいい投球ができればなと思います」と意気込んだ。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)