【U-18W杯】佐々木と奥川、どっちが速い? 合宿最終日のポール間走を制したのは…

侍ジャパンU18代表合宿に参加している星稜・奥川恭伸(左)、大船渡・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
侍ジャパンU18代表合宿に参加している星稜・奥川恭伸(左)、大船渡・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

注目の2投手は下半身強化トレーニングなどで汗 30日から本大会開幕

 30日から韓国・機張(きじゃん)で開催される「第29回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のU-18高校代表は27日、都内のグランドで国内最後の調整を行った。奥川恭伸投手と佐々木朗希投手は外野を走るなど、下半身強化などの調整。最後の右翼ポールから左翼ポールへのダッシュは2人で競争する場面も見られた。

 26日の大学ジャパンで登板のなかった奥川と右手中指にマメができてノースロー調整だった佐々木はリラックスした様子で練習を行った。軽めのランニングからポール間のダッシュなどを行った。練習の最後、コーチが指定する秒数(23秒)で右翼から左翼に走ることができれば、ダッシュの本数が減るとあり、2人は“全力”で地面を蹴った。

 はじめは互角だったが、少しだけ佐々木がリードし、“ゴール”。奥川によると佐々木は20秒、奥川は21秒と規定の時間内に収まり、ダッシュの本数が免除された。奥川は「(佐々木は)速かったですね」と笑みを浮かべた。

 甲子園決勝まで戦ったため、山瀬と星稜コンビは合宿の合流が3日ほどおくれたが、奥川は「すごく充実していました。向こうに乗り込んでもしっかりやりたいと思います。世界一になることは難しいとはわかっていますが、力を合わせて、チーム力を高めて、世界一を獲りたいです」と力を込めていた。

(Full-Count編集部)

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