驚異の新人アキーノが14号弾 ナ・リーグ新人月間最多本塁打を更新
今月1日にメジャー昇格したばかり 球団の月間本塁打記録にも並ぶ
■マーリンズ 4-3 レッズ(日本時間30日・マイアミ)
驚異的なペースで本塁打を量産し続けているレッズの新人アリスティーディス・アキーノ外野手が29日(日本時間30日)、敵地で行われたマーリンズ戦で14号2ランを放った。月間14本塁打は2017年6月のコーディ・ベリンジャー(ドジャース)の13本を抜いて、ナ・リーグの新人最多本塁打となった。これまでのメジャーリーグの月間新人最多本塁打は、1937年8月にタイガースのルディ・ヨークが記録した18本。MLB公式サイトが偉業を伝えた。
アキーノは1回2死三塁で、マーリンズの先発ロバート・ダガーから左中間に先制の14号2ランを運んだ。月間14本は1962年8月のフランク・ロビンソンと99年9月のグレッグ・ボーンに並ぶ球団記録でもあった。
昨年は1試合のみの出場に終わったアキーノはレッズ傘下3Aルイビル・バッツから今月1日にメジャー昇格したばかりで、いきなり本塁打を量産。この日は試合には3-4で敗れたものの、3安打3打点の活躍をみせた。今月の成績は29日(同30日)時点で27試合出場、打率.330(97打数32安打)、14本塁打32打点の猛爆。ドミニカ共和国出身の25歳がメジャーを席巻している。