スカッグス投手の死因は薬とアルコールの併用 エ軍は声明「深い悲しみ」
薬の入手に、エンゼルスの球団関係者が関与した可能性も…
エンゼルスは30日(日本時間31日)、7月1日に遠征先のホテルで急逝したタイラー・スカッグス投手に関する声明文を出した。この日、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」がスカッグスの死因について報じ、エンゼルスはこれに対し「我々はこの悲劇的な死を招いた原因を知り、深い悲しみを覚えます」と声明文を発表した。
「ロサンゼルス・タイムズ」が報じたところによると、テキサス州タラント郡の検視機関が情報を公開し「スカッグスの死は、鎮痛剤のフェンタニルとオキシコドンをアルコールと併用したことが原因だった」とレポート。発表で「事故だと判断された」と言及されている。アメリカでは、このオピオイド系薬物の依存症や乱用が社会問題になっている。
スカッグス投手の薬の入手に、エンゼルスの球団関係者が関与している可能性がある。エンゼルスは声明文で「タイラーはどんな時もエンゼルスファミリーの愛されたメンバーでした。そして今後もそれは変わりません。我々はこの悲劇的な死を招いた原因を知り、深い悲しみを覚えます。サウスレイク警察が調査を進めるなか、これまでにも全面的な協力、支援を行ってきました」とした。
(Full-Count編集部)