燕の19歳村上が11本塁打、阪神藤川が最多8セーブ 19年8月投打5傑【セ編】

ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

巨人に優勝マジック点灯、岡本は今季月間最多の26打点

 暑い8月が終わった。セ・リーグの8月の戦いを振り返ろう。

○チーム成績

1 巨人 121試合68勝51敗2分 率.571 差–
2 DeNA 124試合64勝57敗3分 率.529 差5.0
3 広島 125試合62勝60敗3分 率.508 差7.5
4 阪神 122試合56勝60敗6分 率.483 差10.5
5 中日 120試合54勝64敗2分 率.458 差13.5
6 ヤクルト 124試合49勝73敗2分 率.402 差20.5

 巨人は8月24日に優勝へのマジックナンバー「20」が点灯した。これをDeNAと広島が追いかける展開だ。

 昨年の同時期は以下の順位だった。

1 広島 115試合69勝44敗2分 率.611 差–
2 ヤクルト 114試合57勝56敗1分 率.504 差12.0
3 巨人 122試合58勝62敗2分 率.483 差14.5
4 阪神 110試合50勝59敗1分 率.459 差17.0
5 DeNA 115試合51勝62敗2分 率.451 差18.0
6 中日 120試合53勝66敗1分 率.445 差19.0

 昨年の広島は8月15日にマジック「32」が点灯。9月初旬にも優勝しそうな勢いだった。ここから負けが込んで、2位ヤクルトとは7ゲーム差まで縮まったが、9月26日に優勝を決めた。

○2019年8月のチーム成績

1 巨人 27試合15勝11敗1分 率.577
2 DeNA 27試合14勝13敗0分 率.519
3 阪神 25試合12勝12敗1分 率.500
4 広島 27試合13勝14敗0分 率.481
5 中日 25試合11勝12敗2分 率.478
6 ヤクルト27試合12勝15敗0分 率.444

 大きく勝ち越したチームはなく、競り合いが続いている。巨人がその中から抜け出そうとしている。

【打者5傑】

○安打

1 西川龍馬(広)42
2 雄平(ヤ)39
3 ビシエド(中)37
4 鈴木誠也(広)35
5 大島洋平(中)33

○本塁打

1 村上宗隆(ヤ)11
2 岡本和真(巨)9
3 山田哲人(ヤ)8
3 福田永将(中)8
3 バレンティン(ヤ)8
3 筒香嘉智(De)8

○打点

1 岡本和真(巨)26
2 山田哲人(ヤ)25
3 筒香嘉智(De)23
4 福田永将(中)22
5 丸佳浩(巨)21

○盗塁

1 山田哲人(ヤ)9
2 近本光司(神)5
2 増田大輝(巨)5
4 鈴木誠也(広)4
4 神里和毅(De)4

○打率(規定打席以上)

1 ビシエド(中).381
2 西川龍馬(広).365
3 鈴木誠也(広).361
4 雄平(ヤ).351
5 大島洋平(中).333

○RC(Runs Created)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味

1 鈴木誠也(広)24.37
2 岡本和真(巨)24.15
3 山田哲人(ヤ)24.00
4 ビシエド(中)23.49
5 西川龍馬(広)23.17

 村上は11本塁打を放って30号に到達。ただ、ソロ本塁打がが多く、打点は17にとどまった。西川が月間トップの42安打を放った。

菅野ら5投手が3勝、燕のブキャナンは抜群の安定感

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