ヤンキース傘下3A加藤豪将がマルチ安打、5戦で打率.350も…敗戦で地区優勝決定戦へ
2戦連発の後はマルチ安打、4日にメッツ傘下シラキュースと優勝決定戦
ヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手は2日(日本時間3日)、本拠地でのブルージェイズ傘下3Aバッファーロー戦に「7番・二塁」でスタメン出場。4打数2安打1得点、5試合連続安打と活躍した。チームは3-5で敗れて3連勝はならず、3日(同4日)にメッツ傘下3Aシラキュースと地区優勝決定戦に臨むことになった。
加藤は8月31日(同1日)の試合で決勝の満塁弾を放ち、1日(同2日)には2試合連続の11号2ラン。地区優勝をかけて熾烈な争いが繰り広げられる中、2連勝に大きく貢献していた。
この日は2点を追う2回先頭で左翼へ二塁打を放ち、5試合連続安打。しかし、ここは後続が3者連続三振に倒れて得点にはつながらない。2点を追う4回1死走者なしの場面では空振り三振に倒れたが、3点差となって迎えた7回先頭では三塁へのバント安打。3試合ぶりのマルチ安打とし、その後、相手の暴投で生還して2点差に迫った。
だが、8回2死一塁の場面では二直。チームは追いつくことができずに敗れた。この日はシラキュースが勝ったため、ともに75勝65敗となり、同率首位に。3日に地区優勝決定戦に臨むことになった。
加藤は5試合連続安打で、今季3Aでは82試合出場で打率.278、11本塁打、39打点、OPS(出塁率+長打率).823。最近5試合は20打数7安打の打率.350、2本塁打、8打点、4得点と活躍しており、優勝決定戦でもキーマンの一人になりそうだ。
(Full-Count編集部)