田中将大の失点を阻止した“155キロ超ロケット補殺”にファン驚愕「ワォ!!」
フレイジャーが“汚名返上”の美技「96.5マイルロケット!」
■レンジャーズ 7-0 ヤンキース(日本時間3日・ニューヨーク)
ヤンキースのクリント・フレイジャー外野手が2日(日本時間3日)、左翼から96.5マイル(約155.3キロ)の“ロケット送球”を披露した。先発した田中将大投手の失点を阻止する美技の動画を「MLBスタッツ」の公式ツイッターが公開すると、ファンは「ナイス!!!!!」と絶賛している。
田中がトレビーノにソロ弾を浴び、2点目を失った5回。その後も1安打1四球で2死一、二塁のピンチを招き、サンタナに左前へのヒットを浴びた。二塁走者のアンドラスが一気に本塁を狙ったが、ここでフレイジャーの“ロケット”が炸裂した。
本塁にダイレクトで到達する剛速球。アウトとなり、カバーリングに入った田中もグラブを叩いて喜んだ。「MLBスタッツ」はツイッターで「クリント・フレイジャーの96.5マイルロケット!」とこの動画を公開。ファンからは絶賛の声が上がった。
「ワォ!!!」
「(走者を)刺したね」
「なんてこった」
「ナイス!!!!!」
「フレイジャーを前に走ろうだなんんて、危険だ」
「お手本だのプレーだ!」
フレイジャーは今季、何でもないフライを捕球しそこねるなどして、冷静沈着な田中が感情を顕にする場面もあった。それだけに「彼は守備がうまくないと、彼らが言っていたと思ったんだが」という声も。だが、この日は田中を助ける“汚名返上”の美技となった。打撃では援護できず、ヤンキースは0-7と実に221戦ぶりの完封負けを喫したが、フレイジャーは守備で見せ場を作った。