次のブレイクは誰? ロッテ安田、楽天内田、ホークス田城…ファームV争いでの注目株
ウエスタン首位のソフトバンクは育成・田城が絶好調、2位の阪神は望月が防御率ランキングを独走中
【ソフトバンク】
田城飛翔外野手 135/右投左打
今季2軍成績:98試合 打率.308 3本塁打 38打点 OPS.737
ウエスタンで2位に5ゲーム差をつけ、1軍と同様に首位につけるソフトバンク。今季は16年育成ドラフト3位の田城飛翔(たしろ・つばさ)外野手が好調である。このまま首位を走り切るには、若鷹のより一層の活躍が求められそうだ。
【阪神】
望月惇志投手 61/右投右打
今季2軍成績:16試合6勝4敗 84.2回 67奪三振、防御率2.55
阪神は望月惇志投手がここまで防御率2.55の好成績を残し、奪三振ランキングでも2位につけ、チームを引っ張っている。エースの力投で逆転優勝へ望みをつなげたいところ。
【オリックス】
杉本裕太郎外野手 99/右投右打
今季2軍成績:66試合 打率.287 12本塁打 36打点 OPS.880
漆原大晟投手 127/右投左打
今季2軍成績:33試合1勝0敗 32.1回 33三振、防御率3.90
首位と7ゲーム差でウエスタン3位につけるオリックス。主砲の杉本裕太郎外野手はここまで打率.287をマーク、66試合の出場ながらリーグ2位タイの12本塁打を放っている。投手陣では今年の育成ドラフト1位の漆原大晟投手がここまでウエスタントップの18セーブを挙げている。逆転優勝を狙うには、この2選手の活躍が必須だろう。
以上のようにイースタンは僅差の首位争いが続いている。一方のウエスタンはソフトバンクが頭一つ抜けているが、今後の展望次第では首位が入れ替わることもありえるだろう。残り1か月でどのような展開を見せるか。ファームの首位争いも見ごたえ十分だ。
(「パ・リーグ インサイト」鈴木海斗)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)