次のブレイクは誰? ロッテ安田、楽天内田、ホークス田城…ファームV争いでの注目株

ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】
ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】

首位の楽天は和製大砲・内田がキーマン、ロッテは安田&育成・茶谷がリーグ制覇へのカギ

 パ・リーグの順位争いは佳境を迎えている。9月2日試合終了時点で、3位から6位までの差は5ゲーム差と、Aクラス争いは日に日に激しさを増している。混戦を極める1軍のペナントレースが行われる一方、ファームの順位争いも白熱の展開が続いている。

 9月末で日程のすべてを終了予定のファーム公式戦。東日本のチームで構成されるイースタン・リーグと、西日本のチームで構成されるウエスタン・リーグの2リーグがあり、それぞれのリーグで優勝したチームは、宮崎で行われるファーム日本選手権に出場できる。両リーグで首位争いを演じているチームの注目選手を紹介していこう。

※成績は9月2日時点

【楽天】

内田靖人内野手 36/右投右打
今季2軍成績:87試合 打率.264 12本塁打 55打点 OPS.781

 イースタン首位を走っている楽天。昨季1軍で12本塁打を放った6年目の内田靖人内野手に大きな期待がかかる。今季はここまで1軍昇格はないものの、ファームではイースタン5位タイの12本塁打を放っている。シーズン終盤の大事な試合でも豪快な一発を放ち、チームを初のイースタン優勝に導きたい。

【ロッテ】

安田尚憲内野手 5/右投左打
今季2軍成績:103試合 打率.263 16本塁打 69打点 OPS.816

茶谷健太内野手 124/右投右打
今季2軍成績:102試合 打率.277 6本塁打 42打点 OPS.717

 首位楽天と2ゲーム差で2位につけるロッテは2年目のドラ1・安田尚憲内野手が気を吐いている。現在、本塁打、打点でイースタン2冠の成績を残し、4番打者として優勝争いをするチームをけん引している。また、育成選手である茶谷健太内野手もリーグ5位の打率を残し、下位打線で存在感を放っている。残り少ない試合の中で、この2選手がどれだけ活躍できるかが、優勝へのカギとなるだろう。

3位の巨人は2年目の北村の打棒に逆転優勝がかかる、DeNAは巧打者・関根に期待

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