白血病から復帰のカラスコ、三振1つにつき約2万円を寄付「常に希望があると知らせたい」
チームメートも賛同、支援の輪が広がる
7月に白血病を公表したインディアンスのカルロス・カラスコ投手が3日(日本時間4日)、奪三振1つにつき200ドル(約2万1200円)を癌研究機関に寄付すると発表した。カラスコは自身のツイッターに「(癌と闘う子供の)家族に常に希望があると知らせたい。復帰したので三振を奪うたびに200ドルを子供の癌研究機関に寄付します」と投稿した。
白血病により5月30日のホワイトソックス戦を最後にメジャーのマウンドから離れていた通算83勝の右腕は1日(同2日)のレイズ戦で復活登板。3日(同4日)の本拠地ホワイトソックス戦では8回に2番手で登板して4失点し、今季7敗目(4勝)を喫したが、三振も2つ奪った。
チームメートもカラスコの活動に賛同、先発投手のシェーン・ビーバーは奪三振1つにつき100ドル(約1万600円)を寄付する。カルロス・サンタナ内野手は本塁打1本につき500ドル(約5万3000円)、フランシスコ・リンドーア内野手はチームが勝利するたびに1000ドル(約10万6000円)を寄付することとなった。
(Full-Count編集部)