同じ「松坂世代」の鷹・和田、広島永川の引退に「決断したんだなと。寂しい」
同じ大卒組「直球とフォークはプロじゃないと打てないと思っていた」
広島の永川勝浩投手が6日に引退を発表したことについて、同じ「松坂世代」のソフトバンクの和田毅投手が「寂しい」と心境を明かした。
「松坂世代」の中でも大学を経てプロに入った2人。和田は永川について「(亜大の)木佐貫と永川と大学の全日本でも対戦した。彼のストレートとフォークボールは『プロじゃないと打てない』と思っていた」と思い出を語った。
さらに「自分たちの年齢になると、続けるか辞めるかという自分の決断になる。そういう決断をしたんだな、と。寂しいものはありますね。同じドラフトで入ってプロでやってきたが、才能だけでなく努力しないとここまで続けられない。お疲れ様という言葉しかないし、17年間やってきたものをプロ野球界で伝えていってほしいと思います」と引退後の活躍への期待も寄せていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)