「何もかもうまくいかない」―柳賢振を韓国紙酷評「CY賞から遠ざかっている」

ドジャースの柳賢振【写真:Getty Images】
ドジャースの柳賢振【写真:Getty Images】

本拠地ロッキーズ戦で5回途中3失点 防御率2.45に「防御率は再び上昇」

 ドジャースの柳賢振投手はサイ・ヤング賞を受賞できるのか。4日(日本時間5日)の本拠地ロッキーズ戦で先発し、4回1/3で6安打3失点。8月11日の本拠地ダイヤモンドバックス戦で12勝目を挙げてから4戦連続で試合を作れない厳しい投球となっている。

 韓国紙「中央日報」は「何もかもうまくいかないリュウ・ヒョンジン」と厳しい見出しで伝えた。8月17日の敵地ブレーブス戦まで防御率1.64と抜群の安定感を誇っていたが、同23日の本拠地ヤンキース戦、同29日の敵地ダイヤモンドバックス戦でともに5回途中7失点。ここまで防御率2.45となっており、同紙は「彼の防御率は再び上昇してしまったため、リュウは待望のサイ・ヤング賞から遠ざかり続けてしまっている」と厳しい現状を伝えた。

 5月には6試合登板、5勝0敗、防御率0.59と圧倒的な数字を残し、ナ・リーグ投手部門の月間MVPを受賞。オールスター戦にも選出された。同紙が「キャリアでも最高のシーズンを送っていて、メジャーでも支配的な投手だった」という韓国人左腕。シーズン佳境で復活を遂げ、アジア初の快挙につなげられるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY