ロッテ快勝で4位楽天と1差、石川6勝目&マーティン先制弾 ハム3連勝でストップ
石川は6回2失点の好投、日本ハムは中田が9回に後頭部強打で途中交代
■ロッテ 10-2 日本ハム(10日・東京ドーム)
パ・リーグ3位のロッテは10日、東京ドームでの日本ハム戦に10-2で快勝。4位楽天のゲーム差を「1」に広げた。先発の石川が6回5安打2失点の好投で6勝目(5敗)。打線は2回にマーティンの12号2ランで先制すると、4回には3連続タイムリーで3点を追加。5回にも3点を加え、突き放した。
2回、ロッテは1死から清田が四球で出塁すると、マーティンが日本ハム先発ロドリゲスから右中間スタンドに運ぶ2ラン。先制に成功した。さらに、4回は2死から清田、マーティンの連打で一、二塁として、田村、レアード、藤岡の3連続タイムリーで3点を奪取。ロドリゲスをKOした。
5回は2番手・井口から鈴木の二塁打、井上と清田の連続四球で1死満塁とすると、3番手・西村の暴投で6点目。田村のタイムリーでさらに2点を追加した。
石川は5回まで3安打無失点の快投。6回に中田に2点二塁打を浴びたものの、しっかりとゲームを作った。救援陣もリードを守り快勝。連勝で楽天とのゲーム差を「1」に広げた。
日本ハムはロドリゲスが4回途中5失点でKO。2番手の井口も乱れた。打線も中田のタイムリーの2点のみに抑え込まれ、連勝は「3」で止まった。9回にはフライを追って中田と渡辺が激しく衝突。後頭部を強打した中田はしばらく起き上がれず、最後は自力でダグアウトまで戻ったものの、そのまま交代となった。