スケボー事故死のタ軍傘下2Aヌマタ捕手が臓器提供 「彼の最後の望み」

事故で亡くなったタイガース傘下のチェイス・ヌマタ(写真はヤンキース所属時)【写真:Getty Images】
事故で亡くなったタイガース傘下のチェイス・ヌマタ(写真はヤンキース所属時)【写真:Getty Images】

「ヌマタのレガシーは臓器提供で生き続ける」MLB公式サイトが発信

 スケートボードの事故で負った頭部の怪我により27歳で亡くなった、デトロイト・タイガース傘下2Aエリーのチェイス・ヌマタ捕手が臓器提供をしていたことをMLB公式サイトが報じた。

 記事によると、亡くなるずっと前に臓器提供する意思を示していた。この意思表示により、亡くなった後にヌマタ捕手の心臓、肝臓、腎臓、膵臓は必要としている人に提供されたという。

 ヌマタ捕手の家族は「チェイスは思いやりがあり、人助けをするのが好きでした。彼の最後の望みも正にそれです。彼は人生で多くのものを与えてくれました。そして今、チェイスは臓器を必要な方に提供して命を救い、彼のレガシーを継続することができます。あなたのこと、あなたがしたこと、あなたがしていることを誇りに思います」とコメントしたという。

 地元紙「デトロイト・フリープレス」などによると、ヌマタ捕手は8月30日午前2時過ぎ、ペンシルベニア州エリーのダウンタウンエリアで事故に見舞われた。防犯カメラの映像では、ヌマタ捕手がスケートボードに乗っている最中、突然石にでも当たったかのように止まり、前方に転倒したという。その後病院で治療を受けていたが、帰らぬ人となった。

(Full-Count編集部)

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