イチロー氏、15日の功労賞授与式で英語でスピーチ 週末は“イチローウィークエンド”

マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任したイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任したイチロー氏【写真:Getty Images】

ホワイトソックス戦前に特別功労賞「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授与式が行われる

 今年3月21日、東京ドームで行われたアスレチックス戦後に引退を表明したマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が、14日(日本時間15日)に行われる同球団の特別功労賞「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授与式で英語でスピーチを行うことになった。12日(同13日)のレッズ戦前に、イチロー氏本人が明かした。

「2005年に1度やってますからねぇ。あんな感じになると思いますよ」

 その心境を冷静に話したイチロー氏は、大リーグの年間最多安打記録を樹立した翌年の2005年4月にも、その功績を称えるコミッショナー特別表彰の際にも英語でスピーチを行っている。

 セレモニーは本拠地シアトルのT-モバイル・パークで行われるホワイトソックス戦の試合前に実施され、当日は先着2万人にイチローボブルヘッド人形が配布される。また、同週末は“イチロー・ウイークエンド”が企画されており、13日(同14日)は「イチロー・花火ナイト」として、花火とプレーハイライトのコラボショーが行われる。15日(同16日)はイチローのユニホームのレプリカTシャツが、先着1万5000人に配られる。さらに、13日には右翼席チケットを購入した500人限定の「エリア51 Tシャツ」も用意されることが急きょ決まった。

 東京ドームで日本のファンに別れを告げてから6か月を経て、地元シアトルで公式な「引退セレモニー」を行うイチロー氏。いつものように打撃練習をケージ裏から見守り、途中、慣れ親しんだ右翼守備位置「エリア51」へ走り、打球を追う姿には現在でもファンが歓声を上げている。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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