イチロー氏が完全“後ろ向き捕球”!? 曲芸守備にMLB公式も驚愕「他の誰とも違う」
13~15日は「イチロー・ウイークエンド」と称してイベントが行われている
今年3月21日、東京ドームで行われたアスレチックス戦後に現役引退したマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏は、14日(日本時間15日)に行われる同球団の特別功労賞「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授与式で英語でスピーチを行う。また、13~15日(同14~16日)には「イチロー・ウイークエンド」として様々なイベントが行われている。
そんなイチロー氏が13日(同14日)の本拠地ホワイトソックス戦の試合前練習に参加。現役時代さながらの曲芸守備を披露し、話題となっている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「この世界と存在するあらゆるルールは、本物の魔法使いイチロー・スズキに支配されている」と動画付きで紹介した。
打撃練習のフライに反応したイチロー氏は、打球に完全に背を向けて小走りで落下点に入ると、頭の反対側から飛んできた打球をいとも簡単にグラブに収めた。記事ではこのキャッチを「とんでもないナンセンス」とし、「アングルもアプローチも、この全てが間違っているように見えるが、イチローにとっては正しいのである」と称賛している。
さらに「彼はこれをいつもやっていた。他の誰もやろうとしないことを得意としていた。なぜなら、それが彼という人物だからである」と言及。262安打のMLBシーズン最多安打記録、4257安打の通算安打世界記録など数々の記録を打ち立てたイチロー氏を称えている。
記事では「イチローは他の誰とも違う」と断言。「彼は魔法使いであり、私が知る限り、世界で最もパワフルな魔法使いかもしれない。彼は全てをコントロールする」と締めている。