西武、ロッテにも最終戦メッセ 引退の福浦は「偉大なスター」、“挑発”はなし
2017年から各チームとの本拠地最終戦で送っているメッセージ
■西武 – ロッテ(16日・メットライフ)
西武は16日、本拠地メットライフドームでのロッテ戦で、7回表のロッテの攻撃前にLビジョンに最終戦メッセージを掲出した。
2017年から、各チームとの本拠地最終戦の際にはビジターファンに向けてメッセージを掲出している西武。この日がロッテとの最終戦ということもあり「千葉の皆さまへ この度、台風15号により甚大な被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。全力でプレーするマリーンズの雄姿は、きっと千葉の皆さまに勇気を与え、励みになっていることと思います。」と、先日の台風15号で被災した千葉県を見舞うコメントがビジョンに流れた。
さらには今季限りで現役を引退する福浦和也内野手兼2軍打撃コーチへの労いのメッセージも。「今シーズンで引退される福浦和也選手、26年間お疲れ様でした。時を同じくして、ライオンズにも松井稼頭央選手(現2軍監督)が入団し、良きライバルとして共に2000本安打を達成したことは我々としても嬉しく思います。千葉の偉大なスターがユニフォームを脱ぐのは我々も寂しいですが、ぜひ松井2軍監督と共に、これからのプロ野球を盛り上げていってください。」と、その功績を称えた。
最後は「2019シーズンもメットライフドームへご来場いただきありがとうございました」とスタンドに多く駆けつけたロッテファンに感謝を伝えた。先日のソフトバンク戦では首位を争う宿敵の対戦ということで“挑発”のメッセージもあったが、この日の“挑発”はなし。このメッセージに場内は拍手に包まれていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)