前田健太は「僕たちに必要なクローザー」今季2S目にファンは“守護神”就任を希望
16日のメッツ戦で1点差の9回を締めくくった前田健太
■ドジャース 3-2 メッツ(日本時間16日・ニューヨーク)
15日(日本時間16日)に行われた敵地メッツ戦で今季2セーブ目をマークしたドジャースの前田健太投手。1点リードの9回1死から6番手として登板すると無失点リリーフで試合を締めくくった。クローザーとして試合を締める姿に、ファンからは“守護神マエケン”を待望する声も上がった。
9回の攻撃でジャーコの適時打で1点を勝ち越したドジャース。その裏、まず左腕のコラレクがマウンドに上がり、左打者のコンフォート遊ゴロに打ち取ると、ここから前田がマウンドに上がった。ラモスを右飛に打ち取ると、カノには四球を与えたものの、最後はパニックを空振り三振に。無安打無失点で抑えに成功した。
9月に入り、プレーオフも見据えた上で救援に配置転換されている前田。ドジャースにはジャンセンという絶対的なクローザーがいるものの、安定感に欠く投球が増えていた。この日、ジャンセンは8回に登板し、前田が9回を締めた。
試合後、ドジャース公式インスタグラムは「シリーズに勝利してNYを後にする」とし、前田がパニックを空振りに仕留め、ゲームセットを迎えた瞬間を動画で公開。すると、ファンからは前田健太の“守護神”就任を待望する声があがった。
「ケンタサン!」
「僕たちに必要なクローザー、それがマエダだ!」
「ケンタがクローザー?」
「素晴らしいマエケン!!!」
「クローザーとしてのマエダが好き」
「ケンタ!」
「気に入ったよ#マエケン」
「ナンバー18」
「この役割ではケンリーより断然ケンタの方が信頼できる…」
自身にとっては決して本意ではないはずのリリーフ起用。それでも、ロングリリーフ、セットアッパー、クローザーとどの役割を託されても結果を出している前田の働きに、ファンは大きな信頼を寄せていた。