ヤクルトの元甲子園最速右腕、日本ハムは“松坂世代”が引退…各球団発表、17日の去就は?
ヤクルト寺原は4球団を渡り歩き通算303試合登板、73勝81敗23セーブ、防御率3.88
ヤクルトは17日、寺原隼人投手、三輪正義内野手が今季限りで現役を引退することを発表した。日南学園時代に当時の甲子園最速154キロをマークした寺原は4球団を渡り歩きユニホームを脱ぐことになった。
寺原は日南学園時代の2001年の夏の甲子園で当時甲子園最速となる154キロをマークし注目を浴び、同年のドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。その後は横浜(現DeNA)、オリックス、ソフトバンク、そして昨年オフにヤクルトに移籍し通算303試合登板、73勝81敗23セーブ、防御率3.88の成績を残した。
三輪は2007年大学・社会人ドラフト6巡目でヤクルトに入団。独立リーグ出身者では初めてフリーエージェント(FA権)を取得するなど通算418試合に出場し打率.236、0本塁打、16打点、23盗塁。
また、日本ハムもこの日に実松一成ファーム育成コーチ兼捕手が、今季限りで現役を引退すること発表。実松は1998年のドラフト1位で日本ハムに入団。2006年にトレードで巨人に移籍し、2017年オフに戦力外通告を受けて、古巣の日本ハムにコーチ兼任で復帰していた。
松坂大輔投手に代表する“松坂世代”の1人で、今季は既に広島の永川勝浩投手、ヤクルトの館山昌平投手が引退を発表。世代で3人目の引退となり、“松坂世代”の現役NPB選手は5人となる。
■セ・リーグ
【ヤクルト】
寺原隼人 現役引退
三輪正義 現役引退
■パ・リーグ
【日本ハム】
実松一成 現役引退
(Full-Count編集部)