前田健太、ポストシーズンでは守護神候補に 地元紙も期待「防御率は2.08」
9月上旬からリリーフに配置転換された前田は好結果を残す
7年連続18度目の地区優勝を果たしたドジャース。次なる目標はリーグ3連覇、そして1988年以来、31年ぶりの世界一になる。投打で役者がそろうチームだが地元紙は世界一に向け必要不可欠な“守護神問題”に注目。シーズン終盤でリリーフに配置転換となった前田健太投手も名を連ねている。
ナ・リーグ西地区で他を寄せ付けない実力で7年連続の地区優勝を果たしたドジャース。31年ぶりとなる悲願の世界一に向け地元紙「LAタイムズ」は「レッドソックスとアストロズがドジャースを倒した時に使ったクローザーモデルを再現するか?」と見出しを付けチームの“守護神問題”を伝えている。
記事ではドジャースが2年連続でワールドシリーズに敗れた相手のレッドソックス、アストロズがシーズンで守護神を務めた投手ではなくシリーズ限定のクローザーを起用したことを言及(レッドソックスはクリス・セール、アストロズはチャーリー・モートン)。
今季のドジャースの守護神はケンリー・ジャンセンだが、「バエスは昨年10月に素晴らしい投球を見せた。当時レッドソックスのジョー・ケリーもそうだった。ケンタ・マエダはリリーフとしてポストシーズンの防御率を2.08としている」と、その他の投手陣が“代役守護神”として起用できるほど層の厚さがあることを伝えている。
前田は9月上旬からリリーフに配置転換されると2日(日本時間3日)のロッキーズ戦では4イニングを投げ今季初セーブ、そして15日(同16日)のメッツ戦では1点リードの9回1死から6番手として登板し無失点で締め2セーブ目を挙げている。
(Full-Count編集部)