大谷翔平、左膝手術もGMは来季二刀流復活を明言 「今のところ不安はない」
大谷の手術成功から一夜明けエンゼルスのビリー・エプラーGMが報道陣に対応
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)に左膝の「分裂膝蓋骨」の手術を受け今シーズンの復帰は絶望となった。手術から一夜明けた14日(同15日)にビリー・エプラーGMが報道陣に対応し来季の二刀流復活について「今のところ不安はない」と明言した。
大谷は先天性の「分裂膝蓋骨」の処置のため13日(同14日)に左膝の「分裂膝蓋骨」の手術を受けた。昨年は右肘のトミー・ジョン手術を受け2年連続でメスを入れることになった。エプラーGMは「全て上手く行った。サプライズは何もなかった。もう回復に向かっているところ。(リカバリー)に時間は少しかかるかも知れないけど、(今、手術を)終えることが出来て良かった」と改めて手術の成功を語った。
今後、大谷はギブスを付け2、3週間の静養を経て医師の許可が出れば腕を動かすなどリハビリを開始するという。来季は二刀流として復活する予定だったが同GMは「二刀流でやっていくことには変わりない」と、左膝の手術を行っても起用法が変わらないことを明言した。
投手、野手の二刀流での起用法は体にかかる負担が大きく、大谷自身はこれで3年連続で手術を経験しケガが多くなってきている見方もあるが「今のところ不安はない。特に膝の怪我は生まれつきだから。今年の2月まで問題は表面化していなかった」と、二刀流での起用に問題ないことを強調した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)