今季限りで引退するサバシアが本拠地で“サヨナラ”登板 ファン「寂しくなるわ…」
3回途中で降板も球場のファンはスタンディングオベーション
■エンゼルス 3-2 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)
今季限りでの引退を表明しているヤンキースのCC・サバシア投手が18日(日本時間19日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発した。今季23試合目の先発となった39歳のベテラン左腕だが、この日は3回2死満塁の場面で降板。それでも、本拠地で現役最後となるかもしれないマウンドということで、スタンドのファンはスタンディングオベーションで左腕のことを出迎えた。
今季も残すところ9試合。この先には日程に余裕があるだけに、サバシアにとっては、これが現役最後になるかもしれないマウンドだった。2回までは無失点に抑えていたものの、3回にプホルスに適時打、さらにスミスにも適時打を浴びて2点を先行され、2死満塁となったところでマウンドを降りることとなった。
この日の登板は悔しい結果となったものの、メジャー通算560試合に登板し、通算251勝をマークした“レジェンド左腕”にファンは惜しみない声援と拍手を送った。スタンディングオベーションにサバシアも帽子を脱いで応え、ベンチ前で出迎える田中将大投手らチームメート1人1人とハグを交わし、ベンチに戻った。
このサバシアの感動の降板シーンを、ヤンキース公式ツイッターが動画で紹介すると、ファンから惜別の声が相次いだ。
「彼に、2度目の(チャンピオン)リングを取らせてあげたい」
「ビックC!!!」
「殿堂入り間違いなし」
「多くの素晴らしいシーズンをありがとう。もう一度ワールドシリーズ制覇を!」
「レジェンド!」
「彼は完全燃焼したね」
「ありがとう、CC。でもまだ終わってない」
「ウィー・ラブ・ユー、CC」
「感情的になってしまった。素晴らしいヤンキースのメンバー。ありがとう、CC」
「ありがとうCC。あなたがいないと寂しくなるわ」
「球界で最も素晴らしい選手の一人」
2001年にメジャーデビューを果たし、今季で19年目を迎えたサバシア。インディアンス、ブルワーズ、そして2009年からヤンキースと、数々の功績を打ち立ててきた功労者には、感謝の言葉が絶え間なく寄せられた。
(Full-Count編集部)