DeNAが痛恨逆転負け…巨人に胴上げ許し「終わってしまった」

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

巨人は5年ぶり37度目Vを再び横浜で決める

■巨人 3-2 DeNA(21日・横浜)

 DeNAは21日、横浜スタジアムでの巨人戦(横浜)に3-2で敗れ、巨人の優勝が決まった。目の前で行われる胴上げの光景にナインは唖然。一時は2点リードで試合は決まったかにも思われたが、延長10回に勝ち越しを許した。

 2014年に巨人が3連覇を決めたのも横浜スタジアムだった。あの時の光景は繰り返さないと臨んだ試合だったが……。

 この日の先発、上茶谷は6回まで2安打ピッチングと好投。しかし7回先頭の岡本に中前二塁打、続く大城に四球と崩れると、6回1/3、3安打6奪三振2四球、1失点(自責0)で降板。2番手でエスコバーが上がるも、パスボールの間に1点を与えた。

 さらに9回、山崎が2死から重信、若林と連続で四球を与えると、続く小林が右前適時打を放ち、同点に。そして延長10回2死一、三塁から増田が中前適時打で勝ち越された。

 打線は3回に乙坂が先制の2号2ランを放ったが、その後は得点に繋がらず。延長10回、巨人の7番手・デラロサにラストバッター楠本が三振に倒れると、目の前での屈辱に、ナインはうなだれた。

 ラミレス監督は「プランAは終わってしまった。プランBに切り替えるしかない。その目標に向かって全力を尽くす」と、リーグ優勝という“プランA”からすぐさま前を向いた。2位、クライマックス・シリーズ、そして日本シリーズと、“プランB”という希望がまだ残っている。

(Full-Count編集部)

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