「手に負えない事態に」 東京五輪予選で壮絶大乱闘勃発、実況も唖然…
イタリアのパルマで行われたイタリアとスペインの一戦で大惨事
現在、イタリアで開催されている2020年の東京五輪出場国を決める野球のヨーロッパ/アフリカ予選。大会4日目の21日に行われた開催国イタリアとスペインの一戦で、両軍入り乱れての大乱闘が勃発した。
イタリア・パルマで行われた一戦は、4-3でスペインが勝利。バエスが最後の打者コラベロを遊ゴロに打ち取ると、スペインナインは歓喜の輪を作った。すると、バエスと、イタリアの一塁走者だったマギーが何やら口論となり、そこから一気に乱闘に発展した。
両軍の選手たちがベンチから飛び出し、入り乱れる大乱闘に。殴る蹴るの壮絶な事態となり、最初に殴りかかったマギーは顔面から流血するハメになってしまった。
五輪の出場権を争う大会でのまさかの乱闘劇に、試合を中継した実況も興奮気味にこの事態をレポート。「見てください! 乱闘です! 一、二塁間で揉め事が起きています。手に負えない事態になってます! あらゆるパンチが繰り出されています! 大乱闘は右中間へと移動しています。これはえげつない! 誰が止めに入るのでしょうか! そして、審判はどこにいるのでしょう! 信じられません!」とまくし立てている。
さらに、リプレー映像が流れると「スペインチームが勝利を祝福しようと三塁側に引き上げようとしてますが、観客たちが今彼らをブーイングしています。国際試合でこんなことが起きるところを、私は一度たりとも見たことはありません。スペインチームは激怒しています」と伝えていた。
(Full-Count編集部)