大谷翔平、左膝手術後初の肉声 二刀流復活「楽しみ」、今季は「悔しい」…一問一答
今季はポストシーズンかかる後半戦に失速「悔しいなと思ってました」
――来年シーズンに向けて二刀流で完全復活するのは楽しみ?
「楽しみではありますね。万全の状態で行くという判断を含めての早めの手術だったので、その期間を無駄にしないように、1日1日大切にしたいなと思います」
――今シーズンのパフォーマンスを振り返って。
「悔しいなという一言かなと思いますね。成績もそうですし、プレーしている感覚とかもあまり調子が上がらないなという期間が長かったので、やっぱりそこが一番もどかしかったかなと思います」
――オフ自体が短くなってしまうが心配は?
「そこまで心配はしてないですね。去年もほぼバットを振ってないですし、あまり考えないでいいのかなと思いますね。決まってるものをしっかりやりたいなと思ってます」
――来年は開幕から週に1回登板、1週間に4試合くらい出られる?
「僕自身は出られると思ってますし、そういうふうに進んでいくために頑張っていきたいと思っているので。ポジションが確約されているわけではないですし、毎年毎年勝負だなと思っている」
――肘のリハビリと膝の状態で今季への影響はあった?
「どうですかね。それは今年、万全な状態というか手術をする必要がない状態でやってはいないので、それがどういうふうに影響しているかは正直分からないですけど。その悔しさを来年しっかりぶつけたいなと思います」
――打撃面で一番辛かったことは?
「7月中盤から後半にかけてチームにとって大事な時期だったのかなと。そこ次第でポストシーズンを戦えるか戦えないか決まると思っていたので、ちょうどそこの期間に打てなかったというか、打てないことに対して悔しいなと思ってました」
――いつから投球再開できる?
「軽めのはもうすぐに始まると思います」
【日本メディア】
――ご自身で今の状態は?
「10日間くらいですけど順調にきていると思います」
――手術直前まで試合に出ていたが、どういう痛みがあったのか?
「走るのだったりとか、振るのもそうですけれど気になるなと。そんなひどい痛みという感じではなかったですが、そういう感じです」
――手術に踏み切る決断はいつ頃、どういう形で?
「ある程度痛みは続いていたので、(手術)やるならこのオフかなという感じはずっと持ってやっていました。タイミング自体はチームがポストシーズンに出られなかったので、チームからどうだと言われて、僕もそうだなと」
――肘のリハビリと膝、どのようなスケジュールで進めていくか。
「膝のリハビリはもう始まっているというか、やるので、心配していないですけれど、膝に関してはもう一回状態を見ながらになると思うので、この1か月、2か月が大事かなと。膝が治った後の登板のリハビリももう一度強度上げてやるので、そこが大事じゃないかなと思います」
――今シーズンは打撃だけに専念だったが、どんなシーズンだったか?
「個人としても、チームとしても悔しいシーズンだったなと思います。ポストシーズンも行けなかったですし、個人の成績も、んー。やっぱり悔しい結果だったかなと思います」
――その中でホームラン18本、打率も、結果はしっかり残せたと思うが。
「その数字は結果的に残って、その数字に対して満足感が少ない。数年前だったら満足したこともあったかもしれないですが、そこが唯一良いことじゃないかなと思うので、まだまだうまくなれる可能性が、その気持ちがあればあるんじゃないかなと思います」