引退試合で劇的本塁打の巨人阿部、第3打席は浅い中飛 坂本勇は40号

巨人・阿部慎之助【写真:Getty Images】
巨人・阿部慎之助【写真:Getty Images】

第1打席は四球、第2打席へ中川虎から通算406号ソロ

■巨人 – DeNA(27日・東京ドーム)

 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部慎之助捕手が27日、本拠地最終戦となるDeNA戦で引退試合に臨み、「4番・捕手」で先発出場。2-2で迎えた5回の第3打席は浅い中飛に倒れた。1死二、三塁の勝ち越しのチャンスで迎えた打席で、カウント1-2から3番手濱矢のスライダーをとらえるも、犠飛にはならなかった。

 しかし、2回の第1打席は四球。1点を追う4回の第2打席では2番手の中川虎から通算406号となる今季7号本塁打を右翼席中段に運んだ、この日は「4番・捕手」で先発出場し、2回の守備から一塁へ回った。

 また、坂本勇が4回、左翼席に40号ソロを放った。生え抜き右打者では1968年の長嶋茂雄を抜いて球団最多記録。遊撃手として最多の宇野勝(中日)の41本(1985年)に、あと1本に迫った。

(Full-Count編集部)

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