今永がセ・リーグ奪三振トップ182Kに到達 2位巨人山口は今夜先発
今永勝てば14勝目、対する阪神はCS進出かかる一戦
■DeNA – 阪神(28日・横浜)
DeNAの今永昇太投手は28日、今季最終戦となる横浜スタジアムでの阪神戦に先発。3回3奪三振で今季182奪三振に到達し、セ・リーグの奪三振トップに浮上した。タイトルを争う巨人山口は今夜のヤクルト戦(神宮)に先発する。
今永は、奪三振でトップの山口に2差で迎えたこの日、初回から三振を積み上げた。2死から福留を迎えると、1ボール2ストライクから空振り三振。さらに2回には中谷をチェンジアップで空振り三振に仕留めると、続く3回も先頭の木浪を直球で見逃し三振に。毎回の奪三振で阪神打線を抑えている。
今永はここ2戦で勝利を挙げることができず、前回19日の広島戦(横浜)では4回1/3で7失点KOを喫していた。来週には本拠地初開催となるクライマックス・シリーズ(CS)が控え、そこでの登板も明言されている中でのレギュラーシーズン最終登板。ラミレス監督は試合前、「ここまでこれだけの結果を出しているのでCSでも起用するが、今日勝ちついて、奪三振のタイトルもとって勢いをつけてCSに入ってくれたらいいと思う」と期待を寄せていた。
対する阪神は、3位広島が27日の中日戦(広島)に敗れたため自力CS進出の可能性が復活。残り3戦に全勝で3位に浮上する。負けられない一戦だが、ここまでは今永に翻弄されている。
(Full-Count編集部)