DeNA今永は7敗目も…186奪三振でトップ浮上、5差で2位の巨人山口はナイターで登板
8回途中7失点で降板、防御率は2.91まで悪化
■阪神 7-0 DeNA(28日・横浜)
DeNAの今永昇太投手が28日、本拠地・阪神戦に先発。レギュラーシーズン最終戦は8回途中7失点(自責6)で7敗目(13勝)を喫したが、7三振を奪ってリーグ単独トップに浮上した。5差で2位の巨人山口はナイターで敵地ヤクルト戦に先発する。
残り3試合に全勝すればクライマックスシリーズ(CS)に進出できる阪神との一戦。今永は初回2死から福留を空振り三振に仕留めると、2回も2死で中谷を空振り三振。3回まで無失点に抑えた。
しかし、両チーム無得点のまま迎えた4回に2四球と内野安打で1死満塁のピンチを背負うと、中谷に先制の左前適時打を浴びた。失策も絡んで2点を失い、続く木浪にはスクイズを決められて3失点目。梅野にも右前適時打を浴びて一挙4点を失った。
5、6回は1三振ずつを奪って無失点に抑えると、7回は2つの空振り三振を奪って無失点。援護がない中、8回もマウンドに上がったが、1死一、二塁で福留に右前適時打を浴びて5失点目。ここで降板となった。2番手の武藤も糸原に2点タイムリーを浴び、今永の失点は7(自責6)となった。
DeNAはそのまま敗戦。今永は7敗目を喫し、防御率も2.91まで悪化したが、試合終了時点でシーズン186奪三振としてセ・リーグトップに立った。
(Full-Count編集部)