引退の阪神高橋聡が最終登板、CSかかる大一番で“有終の美” 中日ファンも大歓声
レギュラーシーズン最終戦に登板、直球で福田を三ゴロに仕留める
■阪神 – 中日(30日・甲子園)
阪神の高橋聡文投手が30日、レギュラーシーズン最終戦の本拠地・中日戦で引退登板に臨み、福田を三ゴロに打ち取り“有終の美”を飾った。
今季限りでの現役引退を表明している高橋聡。勝てばクライマックスシリーズ(CS)進出が決まるという大一番で、3-0と3点リードの7回に3番手でマウンドに上がった。
先頭の福田を1ボール2ストライクと追い込むと、最後は134キロの直球で三ゴロ。阪神ファンだけでなく、古巣・中日ファンからも大歓声が送られた。矢野監督が交代を告げ、左翼の福留が花束を渡すと、この試合に先発して最優秀防御率のタイトルを確定させた中日・大野雄もベンチから出てきて花束を渡した。
両チームのファンからの大きな拍手に送られ、ダグアウトに戻った高橋聡。通算532試合登板で現役生活に別れを告げた。
(Full-Count編集部)