山田哲200本塁打、2投手がノーノー達成、65年ぶりの守備記録… 9月に達成された記録
ソフトバンク・千賀、中日・大野がノーヒットノーランを達成
【9月に達成された投手記録】
○500試合登板 101人目
久保裕也(楽)2019.9.15 オリックス戦/京セラD
6回中継で登板
○100セーブ 32人目
増田達至(西)2019.9.11 ソフトバンク戦/メットライフD
○ノーヒットノーラン
91人目パ・リーグ29人目
千賀滉大(ソ)2019.9.6ロッテ戦 ヤフオクD 4四球12奪三振
92人目セ・リーグ42人目
大野雄大(中)2019.9.14阪神戦 ナゴヤD 1四球9奪三振
ノーヒットノーランが1か月に2人出たのは、1943年5月(3人)、1966年5月、1971年8月、1985年6月につづき5回目だ。ソフトバンクのノーヒットノーランは、南海時代の1943年5月26日に別所昭(のち毅彦)が大和戦で記録して以来、実に76年ぶりだ。
【9月に達成された守備記録】
○シーズン120補殺 NPB新記録
梅野隆太郎(神)2019.9.24 巨人戦 甲子園
捕手としてシーズン120補殺は、1954年、東映の土井垣武が記録した119を上回る65年ぶりのNPB記録だ。捕手の守備機会の大半は、三振した球を捕球した刺殺だ。補殺は、走者を刺したり、キャッチャーゴロを処理したりするときなどにつく。補殺数が多いということは、肩やフィールディングが良いということになる。地味な記録だが、梅野は当代屈指の守備が良い捕手だといえるだろう。
【チーム記録】
○通算5000敗 3球団目
阪神 2019.9.10 ヤクルト戦 甲子園
シーズン前に5000敗した球団はなかったが、DeNAが6月、オリックスが8月に記録。阪神が3球団目となった。
(広尾晃 / Koh Hiroo)