POを前に…総額250億円の契約残すスタントンに辛辣NY紙が「プレッシャー」!?
移籍2年目の今季はわずか18試合出場、獲得したヤンキースを「疑わざるを得ない」と痛烈批判
昨年のプレーオフでは、地区シリーズで宿敵レッドソックスに敗れたヤンキース。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は昨年の“悲惨”な敗退を振り返りつつ、ア・リーグ東地区王者として迎える今年のポストシーズンに向け「プレッシャーのかかる5人」を挙げている。最も重圧を背負うのは誰なのだろうか。
昨年は地区2位でレギュラーシーズンを終え、アスレチックスとのワイルドカードに勝利したヤンキース。迎えた地区シリーズではレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでの2試合を1勝1敗として本拠地に戻ると、第3戦では1-16の大敗。そして第4戦でも1点差で敗れ、優勝決定シリーズ決定戦への進出を逃した。
レッドソックスは今年プレーオフに進出できなかったが、同メディアは「昨年の惨敗は、ヤンキースにとって深い傷となり、なかなか忘れることができない」と言及。あの地区シリーズなしに今年について討論することはできない、とまで表現している。同記事が挙げた、最も重圧を背負う5人を見てみよう。
5位 ディディ・グレゴリアス内野手
4位 ルイス・セベリーノ投手
3位 ジェームス・パクストン投手
2位 アーロン・ブーン監督
1位 ジャンカルロ・スタントン外野手
1位はヤンキース2年目のスタントン。同紙は今季のスタントンについて「なんとも奇妙なものであった」と伝えている。昨年は158試合に出場したものの、今シーズンは怪我続きで、18試合出場にとどまった。この働きには「マーリンズから2017年の12月に彼を獲得したヤンキースの判断を疑わざるを得ない」と痛烈に指摘している。
そして、「1年前、レッドソックス戦での18打席4安打(すべて単打)、6三振という彼のパフォーマンスが最高の時に見える」と不満を露わにした同紙。「(来季以降)8年総額2億3400万ドル(約250億円)の契約が残っているが、スタントンが今月、大活躍すれば、ヤンキースとスタントンのどちらもがこの長期契約に対して気分が良くなるはずだ」と1位選出の理由を記している。
ツインズとの地区シリーズ初戦は4日(日本時間5日)。本拠地ファンの前で昨季の分まで大暴れしたいところだ。
(Full-Count編集部)