5日にファーム日本選手権、みどころは…楽天3年目右腕、鷹の育成ヒットマンに注目!?
若手打者が躍動の福岡ソフトバンク、4年ぶりの最頂点へ
対するソフトバンクは開幕ダッシュこそ失敗したものの、前年王者の阪神を追い上げると、最終的には2位・オリックスと7.0ゲーム差をつけて3年ぶりのウエスタン・リーグ優勝を果たした。シーズンを振り返って、特に圧巻だったのは8月の9連勝だ。この期間は中村晃外野手、柳田悠岐外野手ら主力が調整のために出場していたとはいえ、若い選手たちも力を発揮していた。
打線では開幕から好調だったコラス外野手が今季途中に育成から支配下登録。そして1軍で来日初打席初球本塁打を放った。プロ2年目の増田珠内野手、ルーキーの野村大樹内野手もシーズン最終盤に1軍昇格を果たしており、ファームでの鍛錬が実を結び始めている。
ファーム日本選手権で活躍が期待されるのは育成の田城飛翔外野手だ。今季、好調をキープした田城は惜しくも首位打者を逃してしまったものの、リーグ2位の打率.307を記録。リーグ最多108安打を放ったヒットマンのバットで、チームを4年ぶりの頂点に導きたい。
パ・リーグ同士による決戦は2014年以来、5年ぶりのこと。「パーソル CS パ」とともに注目したい大一番だ。