DeNAの勝ち上がり率は100%、阪神は7回中1回のみ 過去の“実績”からCS1st予想
過去5年の対戦成績では阪神がDeNAを圧倒
○阪神 7回出場1回勝ち上がり 4勝12敗1分
2007年
第1戦・中日7-0阪神
第2戦・中日5-3阪神
2008年
第1戦・中日2-0阪神
第2戦・阪神7-3中日
第3戦・中日2-0阪神
2010年
第1戦・巨人3-1阪神
第2戦・巨人7-6阪神
2013年
第1戦・広島8-1阪神
第2戦・広島7-4阪神
2014年
第1戦・阪神1-0広島
第2戦・阪神0-0広島
2015年
第1戦・巨人3-2阪神
第2戦・阪神4-2巨人
第3戦・巨人3-1阪神
2017年
第1戦・阪神2-0DeNA
第2戦・DeNA13-6阪神
第3戦・DeNA6-1阪神
対照的に阪神は、CS1stには7回出場しながらファイナルステージ進出1回。特にDeNAとの2017年第2戦は降雨の中で行われ、シーソーゲームを展開したが7回に大量失点して敗れ、翌日も負けている。
○過去5年のペナントレースでの両チームの対戦成績
2015年 DeNA 11勝 阪神14勝
2016年 DeNA 9勝 阪神15勝 1分
2017年 DeNA 10勝 阪神14勝1分
2018年 DeNA 8勝 阪神17勝
2019年 DeNA 8勝 阪神16勝1分
ペナントレースでは2014年以降、阪神が圧倒している。最下位だった2018年も阪神が17勝8敗と大きく勝ち越していた。今季も阪神の16勝8敗1分、横浜スタジアムでも阪神の8勝4敗だ。
ペナントレースでは阪神は、DeNAを「お得意様」にしているが、短期決戦ではその実績が反映されていない。ただ、今季の阪神は6連勝してレギュラーシーズン最終戦でCS出場を決めている。矢野耀大新監督は、チームの勢いを活かしたいところだ。
今回は、DeNAの本拠地である横浜スタジアムでの戦い。CSでの勝ち方を知っているラミレス監督率いるDeNAにややアドバンテージがあるのではないか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)