ダルビッシュ所属のカブス、前ヤンキースのジラルディ氏と監督面接へ
候補は現在4人、ジラルディ氏はカブスファンとして育つ
ダルビッシュ有投手が所属するカブスは4日(日本時間5日)、セオ・エプスタイン編成本部長が前ヤンキース監督のジョー・ジラルディ氏と監督の面接を行うと明らかにした。地元紙「シカゴ・トリビューン」などが伝えた。54歳のジラルディ氏はメッツの監督候補としても名前があがっている。
同紙によると、ジラルディ氏は、デビッド・ロス氏、マーク・ロレッタ氏、ウィル・ベナブル氏に続き、退任したジョー・マドン氏の後任候補の4人目となった。ベンチコーチのロレッタ氏は木曜日に面接を受け、残りの3人は来週面接を受ける予定だという。
ジラルディ氏がカブスの監督候補になるのは、ここ14年間で3度目であり、2006年にダスティ・ベイカー氏の後任候補となったもののルー・ピネラ氏が選ばれたとしている。2013年にデール・スウェイム氏の後任候補となったが、ジラルディ氏はヤンキースと再契約した。
ジラルディ氏は米イリノイ州ピオリア出身でカブスファンとして育ったといい、ノースウエスタン大学に進学した。1986年のドラフト5巡目でカブスに指名され、3年後に開幕ロースター入りした。2008年にヤンキースの監督に就任し、10年間で910勝710敗(勝率.562)、3度のア・リーグ東地区優勝、6度のプレーオフ進出を果たした。2017年に契約が終了し、ヤンキースは後任にアーロン・ブーン監督を選んだ。
(Full-Count編集部)