DeNAエスコバー、逆転許す5失点を猛省 「キャリアで一番悪い試合、僕の責任」

DeNAのエドウィン・エスコバー【写真:荒川祐史】
DeNAのエドウィン・エスコバー【写真:荒川祐史】

今季公式戦74登板で防御率2.51、北條に被弾

■阪神 8-7 DeNA(CS・5日・横浜)

 DeNAのエドウィン・エスコバー投手は5日、阪神と対戦したクライマックスシリーズ(CS)1stステージ第1戦の7回途中から登板。イニングを跨いで1回1/3を投げ、5安打1四球5失点。レギュラーシーズン74試合に登板し、チームをここまで導いてきた男が無念の表情を見せた。

 エスコバーの出番は7回。1死一、二塁のピンチの場面で4番手としてマウンドに上がった。しかし、そこから北條に3ランを浴びると、8回にも3連打。再び北條に2点適時三塁打を打たれ逆転を許した。

 試合後は肩を落とした様子で「もしかしたらキャリアで一番悪い試合かも。リードを守れなかったのは僕の責任だ」と沈痛の面持ち。公式戦143試合のうち半数以上となる74試合に登板。レギュラーシーズンの疲労にも「たくさん投げたせいにはしたくない。強いて言うなら試合の間隔が空いたからというのはあるかも。悪いところが悪いタイミングで出た」と悔しさをあらわにした。

 今季は33ホールド、防御率2.51と安定した成績を出していただけに、ラミレス監督も「状態的には問題なかった。彼は毎日投げてもいいし、彼自身もそういう気持ちを持っている。起こりえることが起こってしまった」とし「この試合で後悔するところはない」と前を向いた。

 先勝を許したが、まだチャンスは残っている。エスコバーは「明日からはまた切り替えて、フレッシュな気持ちで。自分がやるべきことにベストを尽くしたい」と気持ちを切り替えていた。

(Full-Count編集部)

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