前カブス監督のマドン氏、大谷所属のエンゼルスと面接へ 「彼の第1希望」

今季限りでカブスを退団するジョー・マドン監督【写真:Getty Images】
今季限りでカブスを退団するジョー・マドン監督【写真:Getty Images】

レイズ監督の前は31年間エンゼルスに所属、新監督就任へ8日に面接

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスが、今季限りでカブス監督を退任するジョー・マドン氏と7日(日本時間8日)に面接すると米複数メディアが報じた。エンゼルスは契約を2年残していたブラッド・オースマス前監督をレギュラーシーズン終了後に解任。マイナー選手や指導者として31年間、球団に所属していたマドン氏は、エンゼルスの監督就任が「第1希望」だと米記者は報じている。

 MLB公式サイトは「マドンがエンゼルス監督の面接へ」とのタイトルでレポート。記事の中で、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が「ケン・ローゼンタール記者、バスター・オルニー記者が関係者から入手した情報によると、ジョー・マドンが月曜日にエンゼルスの監督の面接を受ける」とつぶやいたことを紹介している。

 スクープを連発することで知られている米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏はツイッターで「ジョー・マドンが今週初めにエンゼルスの面接を受ける。関係者によると、エンゼルスは彼の第1希望。マドンは2006年にレイズの監督に就任するまで、エンゼルスで31年間過ごした」と伝えていた。

 マドン氏はマイナーリーグの捕手、スカウト、監督、打撃インストラクターメジャーリーグのコーチなどで31年間に渡ってエンゼルスに在籍。暫定監督も2度務めたことがあり、2002年にはマイク・ソーシア監督の元でベンチコーチとして世界一に貢献した。2006年からは監督としてレイズを強豪に育て上げ、2015年にカブスの監督に就任。2016年には108年ぶりの世界一に導いた。球界屈指のアイデアマンで、最優秀監督を3度受賞した名将として知られている。

(Full-Count編集部)

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