鷹の元エースがファンの質問に回答 CS第2戦で「おしえて、攝津さん!」実施
第3戦の見どころ 鷹は「福田の起用法」、楽天は「浅村とブラッシュ」
【試合終盤】
ーーリールはシマノですか、ダイワですか?
攝津さん「両方です(即答)」
ーーもし、攝津さんが他球団のピッチャーだとして、対戦してみたいホークスの選手は
攝津さん「純粋に楽しみたいなら、長谷川勇也とか内川聖一選手ですね。すごく配球など考えて打席に入っていますので、こちらも投げがいがあると思います」
ーー攝津さんの弟子である森投手は毎年安定した活躍を見せてくれています。森投手のルーキーイヤーから自主トレに一緒に行ってた攝津さんから見て、森投手の凄いところ、変わったところは何か教えてください
攝津さん「4年間一緒に自主トレしましたね。ちなみに引退してからもグアムまで自主トレを見に行きましたよ(笑)成長したところは、安定感がどんどん増していますね。しんどい時期もあったかと思いますが、乗り越える方法を身につけました。あとは基本的に体が丈夫です。今年怪我をしてしまいましたが、ちゃんと同じ状態で戻ってきますし。技術的には、去年くらいからツーシームなども投げ始めていますが、新しい球を覚えても自分を見失わないですね。今の自分を磨きつつ、新しい領域にもチャレンジする姿勢がいいですよね」
◆ホークスの勝利で試合終了。試合のターニングポイントを解説
攝津さん「4回の福田のホームランですね。僕の予言が的中したから…ではないですが(笑)。シーソーゲームで嫌な流れの中、あのホームランでホークスが初めてリードし、そのあと(投げた)石川が試合を落ち着かせましたね」
◆第3戦の見どころ
攝津さん「ホークスに関しては柳田、デスパイネに当たりが出てきたのが好材料ですよね。あとは福田の使い方です。スタメンでも途中出場でも、やはり短期決戦は調子がいい選手をどんどん使っていきたいので注目です。楽天に関しては、好調の浅村の前にランナーをどう置けるかと、ブラッシュに当たりが出るかどうかが最大のポイントですね。2試合を踏まえて打順を組み替えるかもしれませんが、ブラッシュは一発で勝負を決められるのでホークスとしてはやはり怖い存在です。両チームともに勝ちパターンの投手をつぎ込んでいるので状況はイーブンです。早い回からどちらが先の一手を出せるかが、そして今回のようなシーソーゲームになっても粘り負けないかが、第3戦の見どころですね」
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)