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ドラフト候補の東北福祉大・津森、満塁被弾翌日に好投 運命の日へ「待つだけ」

仙台六大学野球秋季リーグ戦は7日、最終節第3日が行われ、東北福祉大が6-1で仙台大を下し、4季連続72度目の優勝を飾った。ドラフト候補の津森宥紀(4年・和歌山東)は前日の2回戦で満塁本塁打を浴びて敗戦投手となったが、この日は最終回を3人で抑え、ドラフト前最後のリーグ戦登板を締めた。

前日は6球団のスカウトの前で「人生初」の満塁被弾

 1勝1敗で迎えた3回戦。東北福祉大は1回戦で7失点を喫した来秋のドラフト候補左腕・山野太一(3年・高川学園)が先発。敗れた2回戦後に「明日、投げさせてください」と大塚光二監督に志願しての登板は、前回の反省も生かし、7回1失点でまとめた。打線は序盤に4番・清水の2ランなどでリードを広げ、6-1で9回へ。17日のドラフトで指名を待つ津森がマウンドに向かった。

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 1年春からリーグ戦を経験してきた津森は昨年、3年生エースとして14年ぶりの大学選手権制覇に貢献した。しかし、ドラフト上位候補としてアピールするはずだった今年は春先から調子が上がらず、打ち込まれることが多くあった。秋になっても納得いくボールは投げられず、6日には6球団のスカウトの前で「人生初」という満塁ホームランを打たれて敗戦。「でも、スッキリしました」。この1年、気負いから結果を出せずにモヤモヤしていた気持ちが晴れ、この日は「最後だから、思いっきり投げよう」と腕を振り、3人で片づけた。リーグ優勝には「嬉しい」と笑顔を見せたが、ドラフトに関しては「今年はふがいなく、あまりいい結果を残せなかったので待つだけです」と口元を引き締めた。

 仙台大からは最速153キロ右腕・稲毛田渉(4年・帝京)、ともに140キロ後半のストレートを持つサウスポーの大関、小林快(4年・佐野日大)、強肩外野手の佐藤優悟(4年・柴田)がプロ志望届を提出している。稲毛田は今季、4勝0敗、防御率2.16でベストナインを獲得したが、東北福祉大との3試合では打者3人と対峙したのみ。「悪いシーズンではありませんでしたが、期待に応えることができませんでした。もっといいところを見せたかったですが、待つことしかできないので」と心を鎮める。

 1位・東北福祉大と2位・仙台大は明治神宮大会の出場をかけ、今月26、27日に開催される東北地区代表決定戦に出場するが、その前に迎える運命の日。劇的な優勝争いの後にどんなドラマが待っているか。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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