「采配ミスは明らか」も…ド軍ロバーツ監督の続投をLA紙は支持「良いニュース」

「采配ミスは明らかだった」も…「全てのことが彼の責任ではない」

 終戦した9日(同10日)のナショナルズとの地区シリーズ第5戦では絶対エースのカーショーを慣れない救援として登板させ、ブルペンで好成績を残していた前田健太を早期降板。守護神ジャンセンをブルペンに待機させながらも、8月下旬以降に1イニング以上を投げたことのなかったケリーを2イニング目に投げさせた。そのタクトについては同紙は「采配ミスは明らかだった。彼はカーショーを信頼していたが、残りのブルペンを十分に信頼していなかった」と断罪。それでも、こう擁護した。

「しかし、全てのことが彼の責任ではない。この失敗はフリードマン編成本部長の責任ではないが、トレード期限までにベテランのリリーフを獲得しなかったことが最終的にまた響いた」

「ドジャースは31年連続でワールドシリーズ制覇を逃しており、ブーイングする理由は多くある。3年連続で、ほぼ全ての人がブーイングをドジャースの監督に向けるだろう。それは理解できるが、彼は少なくとも来季も監督を務める。デーブ・ロバーツ監督とドジャースは共にどのようにこれを止めるのか考える時である」

 この敗戦をどう生かすのか。失敗を糧に来季こそ栄冠をつかみたいところだ。

(Full-Count編集部)

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