ヤンキースは“サイン盗み”警戒!? 名物レポーターは“意味深”発言「敵地で何が…」
アストロズは地区シリーズ第5戦で“球種を読んでいた”疑惑が浮上
ヤンキースはア・リーグのリーグ優勝決定シリーズでアストロズと対戦。12日(日本時間13日)は田中将大投手の好投で7-0で快勝したが、13日(同14日)は延長11回、4時間49分の死闘の末にコレアのサヨナラ弾で2-3で敗れ、1勝1敗となっている。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「アストロズのサイン盗み妄想が皆の気を狂わせる」と特集を掲載。ア・リーグ最優秀監督賞3回、通算1551勝の名将バック・ショーウォルター氏が、第1戦でヤンキースが何度もサインを変更していることに気が付いたと伝えた。
地元TV局「YESネットワーク」に出演したショーウォルター氏は、ゲーリー・サンチェス捕手が腕を指し、田中にサインを変更すると伝えたことを指摘。田中は帽子を脱ぎ、変更を理解したことを示したという。名将は「被害妄想か警戒のどちらかですね。どちらでしょう?」と困惑のコメントを残している。
「YESネットワーク」公式ツイッターは、このスタジオ収録の様子を公開。走者なしでサインを盗める状況ではなかったため、ショーウォルター氏が「これはどういうことでしょうか。リスクを避けていますね」と話すと、名物レポーターのジャック・カリー氏は「ミニッツ・メイド・パークで何が起こっているのか分かりませんが、アストロズが本拠地でどれほど好調かということについてはいろいろと言われています。ヤンキースは用心したのでしょう」と“意味深”の返答をしている。
アストロズは地区シリーズ第5戦でレイズのタイラー・グラスノー投手を2回2/3、4失点でノックアウト。“球種を読んでいた”疑惑が浮上していた。また、球団史上初の世界一に輝いた2017年のワールドシリーズでは、2試合連続で打ち込んだダルビッシュ有投手(当時ドジャース)の癖を見抜いていたと報じられたこともある。ただ、今回の田中は6回1安打無失点と好投しただけに、警戒は功を奏したと言えるだろうか。
(Full-Count編集部)