アロンソが新人で53本塁打、イエリッチ2年連続… MLB投打タイトル【ナ・リーグ】

18勝をマークしたストラスバーグが初受賞、柳賢振はアジア勢初の最優秀防御率を獲得

○勝利
1 S・ストラスバーグ 18勝(ナショナルズ)初
2 M・フライド 17勝(ブレーブス)
3 C・カーショー 16勝(ドジャース)
3 D・ハドソン 16勝(カージナルス)
5 L・カスティーヨ 15勝(レッズ)

 31歳のスティーブン・ストラスバーグが初受賞。2009年ドラフト全体1巡目。莫大な契約金で話題となったが、トミー・ジョン手術を経て初の最多勝タイトルだ。

○防御率
1 柳賢振 2.32(ドジャース)初
2 J・デグロム 2.43(メッツ)
3 M・ソロカ 2.68(ブレーブス)
4 J・フラハーティ 2.75(カージナルス)
5 S・グレイ 2.87(レッズ)

 32歳の柳賢振が初タイトル。KBO(韓国プロ野球)出身では、投打を含めて初の主要タイトル獲得。防御率1位は、日本、台湾を含むアジア勢でも初めてだ。

○奪三振
1 J・デグロム 255個(メッツ)初
2 S・ストラスバーグ 251個(ナショナルズ)
3 M・シャーザー 243個(ナショナルズ)
4 P・コービン 238個(ナショナルズ)
5 R・レイ 235個(ダイヤモンドバックス)

 31歳のジェイコブ・デグロムがストラスバーグ、シャーザーとの競り合いを制して初タイトル。

○セーブ
1 K・イェーツ 41個(パドレス)初
2 J・ヘイダー 37個(ブルワーズ)
3 W・スミス 34個(ジャイアンツ)
3 R・イグレシアス 34個(レッズ)
5 K・ジャンセン 33個(ドジャース)

 32歳のカービー・イェーツが初タイトル。前年まではセットアッパーだった。メジャーでは小柄な部類に入るが奪三振率が高く制球が良い。昨年の日米野球の際にも来日した。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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