西武が今季12勝のニールと複数年契約締結 渡辺GM「みんなが(残留を)望んでいた」
新加入の今季は12勝1敗でリーグ優勝の立役者に、11連勝でシーズンを終える
西武は16日、ザック・ニール投手と来シーズンの契約を締結したと発表した。渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャー(GM)によると、契約は複数年で締結しており「今年の彼の働きは非常に素晴らしかった」と最大級の評価をしたことを明かした。
今季加入したニールは、開幕ローテ入りしたものの4月下旬に不振のため2軍落ち。しかし6月中旬に1軍に再登録されると、球団の外国人投手としては新記録となる11連勝を挙げる活躍でチームの優勝に貢献した。1年目の成績は12勝1敗、防御率2.87。9月には「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。
渡辺GMは「ニールは日本の野球に対してのリスペクトがあるし、来季から複数年でしっかり仕事をしてくれると思う。チームもファンもみんなが(残留を)望んでいた」と来季以降の安定した活躍に期待を寄せていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)