年俸28億円のスタントン、第4戦も出場不透明で…ファン批判「枠の無駄使い」
第2、3戦も負傷で欠場し連敗、第4戦も「はっきりしていない」
■ヤンキース – アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースとアストロズが対戦しているア・リーグ優勝決定シリーズの第4戦は、悪天候のため16日(日本時間17日)から17日(同18日)に順延となった。1勝2敗とリードを許しているヤンキースだが、右大腿四頭筋を故障中のジャンカルロ・スタントン外野手は連敗を喫した第2、3戦と欠場。第4戦についても出場できるか分からないとアーロン・ブーン監督が明かしており、ファンから批判の声が相次いでいる。
スタントンは12日(同13日)のリーグ優勝決定シリーズ初戦で、内野安打で出塁した際に右大腿四頭筋を負傷。マーリンズに所属していた14年オフに13年総額3億2500万ドル(約357億1000万円)の超大型契約を結んだスタントンの今季年俸は2600万ドル(約28億1000万円)だが、左上腕二頭筋、左肩、左ふくらはぎ、膝の故障で18試合の出場にとどまっていた。
ヤンキースはピンチに立たされているだけに、大砲の早期復帰が待たれるところだが、MLB公式サイトでヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者はツイッターで「ジャンカルロ・スタントンが(リーグ優勝決定シリーズ)第4戦に間に合うか問われ、ブーンは『はっきりしていない。私の中で、まだ判断できる段階ではない』と言った」と、指揮官のコメントを紹介。いまだ状況が不透明だと知ったファンから批判の声が続々と上がった。
「代打で出場できるなら、彼はプレーすべきだ。結局のところ、これはポストシーズン」
「スタントンを指名打者で出してくれないだろうか」
「もし彼が第4戦に出場できないなら、ロースターから外す時だ」
「彼をこの球団から追い出せ」
「ヤンキースが彼を一番必要としている時に、彼は消え去った…」
「このタイミングで彼をロースターから外してくれ。完全に枠の無駄使いだ」
「やれやれ。トークマンをロースターに加えてくれ」
「もし彼がプレーしないなら、ロースターから除外しないとね。このせいで気が狂ってしまうよ」
「彼らはスタントンの代わりにトークマンを再登録するべきよ」
「指名打者で出場させなよ。そうじゃなければロースターから外さないと」
「もし彼が出場できないなら、故障者リストにいれないと。フレイジャーもしくはウェイドを入れてさ。トークマンも準備できていると思う」
「彼の中で最も重要なシリーズの一つだろうに、彼はまた怪我したのか…」
中には「彼のユニフォームを燃やす準備はできているよ」という過激なものも。出場できなければ枠の“無駄使い”となることは確かで、登録を外すことを望むファンが多かった。
(Full-Count編集部)