【ドラフト】佐々木朗希はロッテ! 最多4球団が競合、井口監督が2年連続で“当たり”引く
事前に指名を公表していた日本ハム、ロッテ、西武に加えて、楽天も入札
「2019年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は17日、都内のホテルで開催され、今ドラフトで最大の目玉とされた大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手はロッテが交渉権を確定させた。
今ドラフトの目玉だった佐々木を射止めたのは、今季パ・リーグ4位に終わったロッテだった。事前に佐々木指名を公表していたロッテ。同様に公表していた日本ハム、西武に加えて、楽天も1巡目で佐々木に入札した。最速163キロ右腕を巡って、パ・リーグの4球団による競合となった。
抽選で“当たり”を引き当てたのは井口資仁監督。2番目にクジを引いた井口監督は見事に「交渉権確定」と記された“当たり”を引き当てた。確認すると、思わずガッツポーズを作り、ドラフト会場は大きな拍手に包まれた。
佐々木は最速163キロを誇る豪腕。夏の岩手大会では決勝まで進みながらも、故障のリスクを考慮し、決勝では登板せずに花巻東に敗れて甲子園出場を逃した。それでも、野球日本代表「侍ジャパン」U-18高校代表に選出され、8月末からの「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場。だが、右手中指のマメの影響で、わずか1イニングに投げただけに終わっていた。
それでも、高校生としては史上最速の163キロをマークしたポテンシャルを各球団は高く評価。投手としては、エンゼルスの大谷翔平投手を凌ぐポテンシャルを秘めるとも評価され、このドラフトで最多の4球団が競合した。
(Full-Count編集部)