【ドラフト】中日4位の慶大・郡司、会議開始から1時間半超えの指名「1試合分くらいに…」
竜の正捕手争いに殴り込み「チームが安定していたと言われるように」
慶大の郡司裕也捕手が17日、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で中日から4位指名を受けた。大学トップクラスの「打てる捕手」は中日元監督の谷繁元信氏を目標に掲げ、シーズン通して固定できなかった正捕手争いに早くも名乗りを上げた。
ドラフト会議開始から1時間半超。自らの名前が呼ばれて大学内の会見場に姿を表すと、郡司は安堵の表情を浮かべた。「ホッとしたのが一番。かなり(待ち時間が)長くて1試合分くらいに感じました」と笑いを誘った。
仙台育英高時代には、現ロッテ平沢大河内野手らと共に3年夏の甲子園で準優勝。慶大進学後も1年からリーグ戦に出場し、今年7月には日米大学野球で2打席連続本塁打を放って打力も証明した。低迷が続く中日の扇の要を担う意気込みを問われた郡司は「1年続けて郡司が試合に出ていたら、チームが安定していたと言われるように」と語った。
(小西亮 / Ryo Konishi)