田中将大、3回に痛恨の逆転3ラン浴びPS初の3失点 スプリンガーにスプリットを左中間へ
初回、2回は無安打の快投も3回に無死一、二塁からスプリンガーに3ランを浴びる
■ヤンキース – アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)、本拠地で行われているアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発。1点リードの3回にスプリンガーに逆転の3ランを浴びた。
田中は初回。スプリンガーを83.3マイル(約134キロ)のスライダーで遊直、続くアルトゥーベを87マイル(約140キロ)のスプリットで右飛。ブラントリーにはフルカウントから四球を与えたが、ブレグマンを遊飛に仕留めた。
その裏に打線が応える。先頭のラメーヒューが四球で出塁すると1死からヒックスの右前打などで2死満塁の好機を作るとガードナーが押し出し四球を選び先取点を奪った。2回は先頭のグリエルを中直、アルバレスを二ゴロ、コレアにはフルカウントから85.2マイル(約137キロ)のスライダーでこの試合初めての三振を奪い3者凡退。
だが3回。先頭のチリーノスにストレートの四球、レディックに右前打を浴びると続くスプリンガーに85.3マイル(約137キロ)のスプリットを左中間に運ばれ逆転の3ランを浴びた。
ポストシーズンで田中が3失点するのは初。これまでのポストシーズン最多失点は2015年、2017年の2失点だった。