星稜・奥川はヤクルトに決定! 「ここからが勝負、大舞台で活躍したい」会見一問一答
ドラフト前には「3打数3安打」 チームのエースを目指す
星稜の奥川恭伸投手は3球団からドラフト1位指名を受け、競合の結果、ヤクルトが交渉権を獲得した。星稜高校で指名の瞬間を待った奥川は、終始緊張の面持ちでモニター越しに抽選を見守った。会見が始まると次第に硬かった表情はほどけ、その心境を率直に話していた。
以下はヤクルトからドラフト1位指名を受けた奥川の一問一答
――東京ヤクルトスワローズのイメージは?
チームとファンの方々が一体となっていてすごく温かみのあるチームだなという印象。早くチームに溶け込んで、自分も活躍できるように頑張りたい。
――抽選中は笑顔があまりなかった
正直、不安な部分もたくさんあった中で指名していただいてほっとしましたし、ここからが本当の勝負だと思うので。これから気持ちを引き締めて頑張っていきたい。
――くじの瞬間はどんな心境?
どこにいっても頑張っていこうと決めていた。こうして縁があってヤクルトに決まったので、そこで活躍できるよう精進していきたい。
――東京のイメージは?
自分自身住んでいるところが田舎なので、都会の生活にも慣れていかなきゃいけないと思います。
――神宮は
神宮球場で投げた経験があるので、もう一度あそこのマウンドでまた投げられるように。(いいイメージは?)はい、あります
――この喜びは誰に?
これまで支えてくださっていた方々に。(両親にメッセージ)まだまだこの先お世話になると思いますが、まずは今日まで自分の世話をしていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
――今日は授業を受けていたそうだが、1日はどんな日だった?
会場に入る前はいつも通りだったのに、会場に入ったら少しずつ緊張が高まってきて…授業はいつもと変わりなく。
―体育でソフトボールしたときいたが成績は?
3打数3安打です(笑)。2ベース、ヒット、3ベースヒット。
――ドラフトではホームランだからサイクルですね
はい(笑)
――27年ぶりの星稜からドラフト1位指名、松井秀喜さんについては
自分の先輩でもあり本当に憧れの存在。そういう選手になれるように頑張りたいと思います。
――プロではどんな投手になりたい?
一番は、勝てる投手を目指してやっていきたい。チームのエースになれるような投手に成長したいと思います。
(囲み取材)
――今の率直な心境は
ひとまずほっとしています。これからが勝負だと思います、大舞台で活躍したいと思う。スタートラインを踏んだだけなので、そこを勘違いしないように
――山瀬の指名を待つ間、話していたが
大した会話をしていません(笑)指名された瞬間は嬉しかったです
――同級生の佐々木はロッテに決まった
彼がどう思っているのかわからないけど、自分も彼に負けないようにと思います
――目標とする数字などは
細かいことはわからない、勝てる投手になりたい
――西は阪神に決まった、甲子園で対戦となるが
どんな姿かわからないですが、またあの地(甲子園)に立てるように頑張りたい
(臼井杏奈 / Anna Usui)