WBSCが「第1回プレミア12」を回顧 台湾代表陽岱鋼の先頭打者弾、超美技が再脚光
オランダとの開幕戦で1回に同点アーチ、守備では大飛球をスーパーキャッチ
11月2日(日本時間3日)に開幕する「第2回 WBSC プレミア12」を前に、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は2015年の第1回大会のトッププレーを紹介。台湾代表として出場した巨人・陽岱鋼(当時日本ハム)が放った本塁打と、スーパーキャッチが再び脚光を浴びている。
WBSC公式ツイッターは「プレミア12」開幕までのカウントダウンを始め、「2015年トッププレー#14:ダイカン・ヨウ(現・東京ジャイアンツ)が先頭打者HRを放ち、プレミア12の幕が開ける。そして、NPBの本塁打王、ウラディミール・バレンティンの打球を強奪する」とのコメントを添えて動画を公開した。
2015年11月9日に台湾で行われた「第1回 WBSC プレミア12」のオランダ戦。台湾会場の開幕戦となった一戦に「1番・中堅」で先発した陽は、1点を先制された直後の1回裏の第1打席で右中間にソロ本塁打を放った。ファンの大歓声を受けた陽は右手を突き上げて喜びを表した。
さらに守備でも魅せた。オランダの4番バレンティン(ヤクルト)が放った大飛球をスーパーキャッチ。捕られたバレンティンが拍手を送るほどのファインプレーだった。陽は今大会には出場しないが、台湾では“英雄”として国民的人気を誇るスーパースターの活躍は、前回大会の名シーンとしてファンの記憶に残っている。